新しい植物

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  アルムで交配・育種・選抜した植物と、他の育種家たちの手による新しい植物を紹介しています。
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サラガミネギキョウ
Campanula 'SARAGAMINE'


 玉井忠幸氏によるホタルブクロとオヨベギキョウ(チシマギキョウの千島産優良品種)の交配種。大輪で丈は15cm位。
 
赤花テシオコザクラ・アルム濃色花
Primula takedana × hidakana 'Alm Hyb.'


 赤花テシオコザクラは、テシオコザクラ節のヒダカイワザクラとテシオコザクラが栽培場で交雑したもので、一代交配には珍しく稔性がある。「アルム濃色花」はセルフ実生数百株から選抜の個体で、青の色素が濃い紅色。非常に目立つ花色で原種より強健
 
 
プリムラ・プベスケンス「アルム・イエロー」
Primula × pubesscens 'Alm Yellow'


 P.プベスケンス(P. × pubesscens)は、P.オーリキュラとP.ヒルスタとの自然交雑・野生種だが、アリオニイ等を使った多様な人工交配で多くの品種が生まれている。「アルム イエロー」は、珍しい淡黄色花で目はなく、日本的な花型。強健なので多肥栽培が良い。
 
ヒダカミヤマノエンドウ「アルム・ハイブリッド」
Oxytropis hidaka-montana × O. johannensis

 この属の交配は欧米でも記録がなく、雑種強勢で育てやすい。花色もライラックピンクで個性的。カナダ・ケベック地方産のjohannensis種との交配種。

 
エゾエンゴサク「嵐山」
Corydalis ambigua bractea plena 'Arashiyama'

 花が退化して、萼が八重の花弁状に変化した変異個体。雄シベも雌シベもなく、種子はできないが、栄養繁殖(分球)で増える。標準的な個体に比較して、茎は剛直で葉が大きく、球根の直径も倍ほどになり、4倍体の可能性がある。ケシ科ではPapaver属などに八重咲きが知られるが、Corydalis属やDicentra属では八重咲き個体の例は知られていない。
 
オオテシオサクラソウ
Primula takedana× P. jesoana alba


 北海道天塩郡豊富町の森谷高徳氏による白花エゾオオサクラソウとテシオコザクラとの交配種。
 
クモイナデシコ「くれない」
Dianthus superbus v. amoenus 'Kurenai'

 (当園オリジナル)草姿・花形はクモイナデシコ(タカネナデシコの変種)で、濃赤色の個性的な新花。欧州産のダイアンサス・アルピヌスなどよりは大型だが、露地植え用としては矮性で作りやすい。
 円い花型が好まれる欧米では、繊細な切れ弁のタカネナデシコ系の園芸化は注目されず、品種は至って少ない。
 
クモイナデシコ「イーグレット」
Dianthus superbus v. amoenus 'Egret'

 これも当園オリジナルの新品種。やはりクモイナデシコ、タカネナデシコの繊細な姿を残した純白花で、北国では露地植えできる強健な小型種。
2003年選抜品種。





 
重弁クモイナデシコ「双笠」
Dianthus superbus v. amoenus 'Souryu'

 (当園オリジナル)2003年選抜品種。花の中から、もう一つの花が咲き出す、いわゆる<ホース イン ホース>タイプの八重咲き個体。
 完全な八重咲きも夢ではないものの、これ以上花弁が増えると、せっかくの繊細さが失われてしまう。

 
八重咲アライトツメクサ
Sagina procumbens 'Plena'

 (別名トヨハラツメクサ)北方系帰化植物で、普通は4弁花だが花弁を欠く個体も多い。これは珍しい八重咲品。種子ができないので雑草化せず、別種のように可憐。花期長く、花後株分け、または植替えて追肥すると秋まで白花が咲き続ける。 
 

 

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