Alm
Photo Gallery

Campanulaceae
 キキョウ科2


 
Campanula zoysii

Campanula raineri
カンパヌラ・ライネリ

  アルプス南部の石灰岩地に稀産。丈7〜8cmの有名な逸品。難物としても有名で、日本の気候では雨避けが不可欠。この名で安価に流通しているのは偽者で、本物は灰緑色の葉で、花はライトブルーの大きなベル型で上向きに咲く。主根基部は一本なので普通は株分けできない。 

 

Campanula zoysii
カンパヌラ・ゾイシイ

  アルプス南部の石灰岩地に稀産。丈7〜8cmの有名な逸品アルプス南東部の石灰岩地に稀産する小型種。丈8cmと小さく、花の形も個性的で人気があるが、栽培は少し難しい。写真の個体は、スロベニア・アルプス で採集された種子からの実生。

Campanula cephallenica
 
Campanula betulifolia

Campanula cephallenica
カンパヌラ・ケファレニカ 

  ギリシャのCephalonia産 (異名C. cephalonica)。丈10〜15cmでマット状。多花性で長雨にも耐える強健種。

 

Campanula betulifolia
カンパヌラ・ベトゥリフォリア

  トルコの高山に産するが分布域は狭いという。丈5-12cm。岩壁の割れ目などに自生するので、やや斜上する。ロックガーデンには好適な種だが、鉢栽培も比較的容易。

 

Campanula garganica
カンパヌラ・ガルガニカ

 ギリシャ西部からイタリア東南部に分布。花が星型に平開する種類で、日本には昭和初期に導入され「ホシギキョウ」の名で親しまれてきたが、現在流通しているものは、ランナー芽で旺盛に繁殖する性質で、写真のイタリア産の原種とは少し性質が異なる。

 

Campanula garganica
カンパヌラ・ガルガニカ

 写真の株はRHSウィズレーの配布種子から育成。イタリア産の原種で、ギリシャ産よりも葉の毛が薄い。成長は比較的遅く、大きな株になるには実生発芽から数年を要する。多湿は好まないが鉢栽培は比較的容易。

Campanula kemulariae 'Alm Variety'
 
Campanula cespitosa alba

Campanula kemulariae 'Alm Variety'
カンパヌラ・ケムラリアエ「アルム斑入り」

  コーカサス産。枝咲キキョウの名で古くから栽培されている人気の小型種だが、1991年にアルムの実生苗からピンクと白の美しい二色斑個体が出現。今では広く流通しているが、様々な名前がつけられている。

 

Campanula cespitosa alba
カンパヌラ・ケスピトーサ・アルバ

  欧州アルプス東部から旧ユーゴの高山に分布する種で、基本は青紫の花だが、これは白花の変種。丈5cm。横広がりに大株となるので、ロックガーデンには好適な種だが、鉢栽培も容易。


| インフォメーション | | オリジナル植物 | | 通信販売・オンラインリスト |

| アルパインガーデニングって何? | | アルパインガーデニング入門 |