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Caryophyllaceae
 ナデシコ科 3


 
Silene keiskei v. akaisialpina f. leucantha
酔白タカネビランジ
 
南アルプスの高山帯に生える有名な高山植物で、花色は変異の幅があり、紅紫から淡紅、白色まであるが、この個体は咲き出し白色で後にピンクに変わる酔白タイプ。大株になると白とピンクの花が交じり合って源平咲きのように見える。
  Silene keiskei v. akaisialpina 'Alba'
白花タカネビランジ
 青軸で純白花の個体。
 
Silene elisabethae
シレネ・エリザベタエ
 シレネ(マンテマ)属は、世界に500種ほども知られている大きな属で、高山性の魅力的な種類も実に多い。
 この種は欧州アルプス南部の石灰岩地に自生し、丈10-13cm、直径3cmもの大輪美花を咲かせる。自生地では希少な植物とされているが、実生繁殖が容易で、排水の良い用土を使えば栽培も易しい。
  Arenaria montana'Avalanche'
アレナリア・モンタナ「アバランチ」
 ノミノツヅリ(アレナリア)属はカトウハコベ、メアカンフスマの仲間で、小さな花を咲かせる種類が多いが、欧州南西部の山岳に分布するこの種は例外的に大きな花を咲かせる。「アバランチ」は特に大輪でコンパクトに纏まる選抜品種。鉢植えやロッケリーに好適。
 
     
 
     

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