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Ranunculaceae
 キンポウゲ科


 
Aquilegia flabellata v. pumilla 'Rosea'
Aquilegia flabellata v. pumilla
ホロホロ山ミヤマオダマキ
 北半球に70種もあるオダマキ属の中で、ミヤマオダマキは小形で強健な性質を持つことから世界中の山草愛好家に親しまれている。分布が広く、産地によっては矮性のタイプがあり、通称「ヒメミヤマオダマキ」タイプとして珍重される。
 これは北海道産。八甲田産や早池峰産も、やはりヒメミヤマオダマキのタイプで、露地植えで年数を経た株でも、丈10cm程度の大きさ。

  Aquilegia flabellata v. pumilla  'Rosea'
桃色ミヤマオダマキ
 東京山草会で古くから栽培されていた系統。八ガ岳と伝えられ、露地植えでは15cm程度まで伸びる。原種としては少ない花色なので、海外でも人気がある。
 一代限りの花色変異ではなく、実生更新しても、少し青花も出るものの、親と同じ花色の株を増殖できる。
 
Aquilegia semiaquilegia
Aquilegia buergeriana flavescens
.距無しキバナノヤマオダマキ

 分類学者の豊国秀夫先生が御健在の頃、穂高町産の距無し個体から採取の種子を送ってくださった。実生では距がある個体も出たが、以来、距無し個体を選んで世代交代させている。一見、クレマチスのような花形がユニーク。

  Aquilegia semiaquilegia
シズノオダマキ
 樺太産。戦前から知られていたが、数年前までは栽培記録も写真もない幻の種だった。距がごく短く、花形が個性的。
Aquilegia sibirica
 
Aquilegia sibirica
.ルリオダマキ

 基本種はシベリア〜モンゴルに分布し、草丈や花色は、かなりの幅があるとされ、高性のものは70cmにもなる。これは、東京山草会などで戦前から保存栽培されてきた北朝鮮白頭山産と伝えられる矮性の系統で、丈10cm程度。
  Aquilegia glandulosa jucunda
アクイレギア・グランドローサ・ヤクンダ

 母種はシベリア〜モンゴルに分布し、地際に展開する葉の中心から20〜30cmの花茎を直立させる。その姿から和名タチオダマキと呼ばれる。これはアルタイ山脈産の変種で、大輪の青紫花。距が短く、殆ど目立たない。

Aquilegia pyrenaica
 
Aquilegia discolor
Aquilegia pyrenaica
アクイレギア・ピレナイカ

 ピレネー産。草丈は10-30cmと幅があり、写真は丈10cm程のドワーフタイプ。花と距の形に特徴がある。
  Aquilegia discolor
アクイレギア・ディスコロール

 スペイン北部産。これも丈10cm程のドワーフタイプ。花弁は白で萼(外側の花弁)が薄水色の個性的な種類。


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