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Ranunculaceae
 キンポウゲ科

オキナグサ属 / キンポウゲ属

 
Pulsatilla vulgaris 'Deep Pink'
プルサチラ・ブルガーリス

 ブルガーリスは、園芸化が進んだ結果、さまざまな色合いの花が出ている。この個体は咲き出しは赤みが強いが、すぐに濃いピンクになる個体。

  Pulsatilla vulgaris 'White Swan' (Weisse Schwan’)
プルサチラ・ブルガーリス「ホワイトスワン」

 ドイツで選抜されたブルガーリスの純白大輪花の優良個体、種子繁殖でも性質が受け継がれる。
 
Pulsatilla vulgaris 'fringed form'
プルサチラ・ブルガーリス
「フィリンジド フォーム」
 一見、八重咲きに見えるが、花弁が細かく切れ込んだ「采咲き」の個体。

  Pulsatilla alpina ssp.apiifolia
プルサチラ・アルピナ・アピフォリア
 欧州アルプスとピレネーなどに分布。大形で丈30cm近くまで伸びる、明黄色の花は大きくて豪華だが、栽培は難しく、特に、開花株に達した株を何年も持ち込むのが困難。

 
Pulsatilla albana
プルサチラ・アルバナ

 コーカサスからトルコに分布する小形の種類。花色は青紫から写真のようなライトブルー、黄色、白と変化に富む。花は上向きに咲くが、このような半開咲き。

  Pulsatilla albana 'lutea'
プルサチラ・アルバナ「ルテア」
 「ルテア」は黄色の花だが、自生地でも濃淡の色幅がある。この個体は淡い黄色と青紫のグラデーションの花で、花形も花弁の先が少し開く程度。
 
Pulsatilla campanella
プルサチラ・カンパネルラ

 アルタイ山脈からパミール山脈に分布。花色は濃青紫から淡いブルーまで変異があり、種小名が現しているように下向きのベル形の花を咲かせる。

  Ranunculus kochii
ラナンクルス・コッチイ
 キンポウゲ属はキンポウゲ科を代表する属で、英名バターカップ、漢字では金鳳花と書く。文字通り黄色の花の種類が圧倒的に多く、黄色い花の種類は珍重されないが、超矮性のこの種は例外。雪解け直後に、丈2〜3cmで金色の花を咲かせる。パミール産。


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