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Ranunculaceae
 キンポウゲ科



Ranunculus crenatus
 
Ranunculus crenatus
ラナンクルス・クレナツス 「リラ山脈フォーム」
 キンポウゲ属の大半は黄色の花だが、アルプス東部に広く分布する本種は白花の矮性種。産地により花形の優劣があるが、ブルガリアのリラ山脈産は花形が良く、多弁花も多い。早春咲きで丈10cm弱。
  Ranunculus calandrinioides
ラナンクルス・カランドリニオイデス
 モロッコ・アトラス山脈産。雪の中でツボミを伸ばすほどの耐寒性がある。早春花。 
 
Ranunculus parnassifolius
ラナンクルス・パルナシフォリウス(ウメバチキンポウゲ)
 欧州の高山に広く分布するが、産地や個体による変異があり、花弁数が少ないものや、花茎が伸びる個体も多い。写真は良系個体。
  Ranunculus parnassifolius‘Double form’
ラナンクルス・パルナシフォリウス「ダブル フォーム」
 アルムでは、長年に渡って多弁花の個体を選抜し、実生繁殖を続けている。稀に、このような八重咲き個体も出現するが、残念ながら固定度が低い。
 
Ranunculus × flahaultii
Ranunculus parnassifolius 'Nuria form'
ラナンクルス・パルナシフォリウス「ヌリア フォーム」
 
ピレネー山脈のヌリア地域にのみ稀産するウメバチキンポウゲの最も美しいタイプ。
  Ranunculus × flahaultii
ラナンクルス・フラホルティー
 ラナンクルス・ピレナエウスとパルナシフォリウスとの自生地での自然交雑種で、細い葉はピレナエウスに似るが、淡いピンクの花を咲かせる。ピレネー産。
Thalictrum filamentosum
 
Thalictrum rochebrunianum 'Lavender Mist'
Thalictrum filamentosum 'Dwarf form'
ムラサキカラマツ・済州島産矮性タイプ
 異名チョウセンカラマツ、またはオオミヤマカラマツと呼ばれ、草丈などは変異の幅がある。対馬と韓国・済州島の産。
  Thalictrum rochebrunianum 'Lavender Mist'
シキンカラマツ「ラベンダー ミスト」

 本州(東北,関東,中部)の高原に分布。国産種としては花弁状に発達した萼片を残す唯一の種類で、類縁の中国産の種類と比べても、花の美しさに遜色は無い。露地植え向きの大型種。

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