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ゴマノハグサ科
Scrophulariaceae


 
Digitalis viridiflora
ジギタリス・ビリディフロラ
 ジギタリス属は、欧州〜中央アジアに20種程が分布する。魅力的な種類が多いが、殆どが大型になる種類で、小さな庭では扱いにくいのだが、この種は丈40〜60 cmで、5号鉢以上の鉢を使用するなら鉢植えも可能。完全な耐寒性を持つ多年生。

  Digitalis thapsi 'Spanish Peaks'
ジギタリス・タプシ「スパニッシュ・ピークス」

 基本種はスペイン、ポルトガルに産し、丈90cmと大型だが、その選抜品種で、露地植えでも丈、幅ともに30cmと小型。。

 
Penstemon hirsutusv. pygmaeus
 
Penstemon hirsutus'Minimus Albus'
Penstemon hirsutusv. pygmaeus
ペンステモン・ヒルスツス・ピグマエウス
 北米産。ヒメイワブクロと呼ばれ、昭和初期から栽培されてきた。この属では最も強健で、花着きも良い。
  Penstemon hirsutus'Minimus Albus'
ペンステモン・ヒルスツス 「ミニマス アルブス」
 純白花のヒメイワブクロ。矮性の良タイプ。
Penstemon_rupicola
 
Penstemon rupicola 'Pink Dragon'
Penstemon rupicola
ペンステモン・ルピコラ
 北米北西部の山岳産。高山性のペンステモンとしては作りやすく、ルビーレッド花が美しい。常緑性で古い茎は木質化する。

  Penstemon rupicola 'Pink Dragon'
ペンステモン・ルピコラ 「ピンク ドラゴン」

 スコットランドのジャック・ドレイク植物園で選抜された花色がクリアピンクの個体。
Penstemon 'purple Gem'
 
Linaria alpina
Penstemon rupicola 'Purple Gem'
ペンステモン「パープル ジェム」
 これも茎が木質化する常緑の亜低木状で、丈10cm程。マット状に広がる種類。
 根が深く伸びるので露地栽培が良いが、成長は遅いので大き目の深鉢を使えば鉢植えでも扱える。


  Linaria alpina
リナリア・アルピナ (ミヤマウンラン)
 日本では海岸に分布するウンランと同じ仲間で、この種は欧州の高山に分布。氷河末端のモレーンなど、砂礫地に見られるマット状の高山植物だが、下界で栽培しても強健で、火山礫などの山草用土を使うと栽培は容易。
 丈5cm程の種類だが、根は深く伸びるので深鉢植えが理想的。露地栽培では放任で良いが、鉢植えでは、毎年植え替えが必要。

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