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Primulaceae
Asiatic Primula Species

サクラソウ科
アジアのプリムラ 3


 
Primula maximowiczii
 
Primula cockburniana
Primula maximowiczii
プリムラ・マキシモヴィッチイ
 日本とも関わりが深かったロシアの植物学者マキシモヴィッチの名を冠した個性的な種類。特異な花色に加えて、花冠が反り返る風変わりな花形。チベットから湖北省、陝西省に分布。
  Primula cockburniana
プリムラ・コックブルニアナ
 中国・四川省産。クリンソウと同じくプロリフェラエ節に属するが、花色がオレンジなので珍重される。4号鉢で栽培できる小型の種類で、草丈も花も日本のクリンソウより小さく、栽培し易い。
Primula primulina
 
Primula reptans
Primula primulina
プリムラ・プリムリナ
 ネパール、チベットに分布するミヌティツシマエ節の非常に小さな種類で、花の直径10o弱、花弁表面に短毛があり、中心にも綿毛状のものがあって花筒を隠している。そのため、接写するとソフトフォーカスの写真になってしまう。
  Primula reptans
プリムラ・レプタンス
 これも矮性でマット状になるミヌティツシマエ節のプリムラで、ネパールヒマラヤ北西部産。葉が小さいので、花が無い時はコケのように見える。写真は3号鉢植え。
 
Primula petiolaris
 
Primula petiolaris
Primula petiolaris
プリムラ・ペチオラリス

 ネパールヒマラヤ、チベット南東部産。古くから知られたペチオラレス節の代表的な種類。ペチオラレス節のプリムラには魅力的な小型種が多い
  Primula petiolaris
プリムラ・ペチオラリス

 同じ種類でも花色、花形には変異の幅がある。ペチオラレス節は、高温多湿や病害虫にも弱く、残念ながら日本での栽培は難しい。
Primula aureata
 
Primula  'Netta Dennis'
Primula aureata
プリムラ・オウレアータ
 、ネパールヒマラヤ中部に分布するペチオラレス節の小形種。葉には白粉が多く、黄色い花を咲かせる。
  Primula 'Netta Dennis'
プリムラ 「ネッタ デニス」

 ペチオラレス節の数少ない交配種のひとつで、オウレアータとグラキリペスとの交配。栽培は難しい。

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