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Primulaceae
サクラソウ科
Primula {x} pubescens
プリムラ・プベスケンス


 プリムラ・プベスケンスは野生原種が栽培されることは稀で、、数百年も前から人為的に交配された園芸的に優れた個体が栽培され続けてきた。園芸種のショウオーリキュラは、プベスケンスの中の特定の形質を持つ品種群で、園芸種オーリキュラの大半がコールドグリーンハウスでの栽培を前提に、箱入り娘的に育種されてきたのに比べると、アルパインガーデンなどでの露地栽培用に育種されたプベスケンスは格段に強健で、鑑賞価値も高く、それでいて高山植物の雰囲気も失われていない。
 
Primula hirsuta
プリムラ・ヒルスタ
 アルプスと中部ピレネーの石灰岩地に自生。花は淡いピンク〜ローズ。中心に円形の白い目があります。プリムラ愛好家の間で、俗にスターアイと呼ぶ星型の目の個体もあります。丈7〜8センチの小型種 
  Primula auricula ssp. albocincta
プリムラ・オーリキュラ・アルボキンクタ
 原種のオーリキュラには複数の変種、亜種があり、アルプス、アペニン、カルパチア山脈などの石灰岩地に分布。黄色の花で白い目があります。写真は北イタリア・モンテバルドー産の亜種で、中心に目が無い珍しい個体。
 
Primula pubescens alba
プリムラ・プベスケンス・アルバ
 野生原種のプベスケンスは、かなり珍しいもの。その白花個体は超珍品といえるが、残念なことに栽培が難しく、個体維持がやっと。
  Primula pub.'Apple Blossom'
プリムラ・プベスケンス「アップルブロッサム」
 開花後は淡藤色に変化。
 
Primula pub. 'Kath Dryden'
「キャス ドライデン」
 可憐な小型品種。原種のオーリキュラは黄色の花なのに、プベスケンスには、何故か黄色花の品種が少ない。
  Primula pub. 'Pat Barwick'
「パット バーウィック」
 パステルカラーの優しい感じの花は、日本でも人気がある。
 
Primula pub. 'Nettleton Crimson'
「ネットレトン クリムソン」
 小型品種では珍しい赤色の花。低温で開花すると色が冴える。
  Primula pub. 'Julie Walker'
「ジュリー ウォーカー」
 :原種的な雰囲気が残る品種だが、鮮やかなピンクの花色と、星型のくっきりした白い目が個性的。

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